ペーパードライバーが車を欲しくなったら? カーシェアリングとレンタカー


車の運転をすると、どうしても欲しくなるのが自分の車です。

でも都市部に住んでいると、すぐに車を買うわけにはいきません。

駐車場が高すぎるのです!

何の気なしに不動産屋に貼ってある駐車場料金を見ました。

車一台当たり、40000円!50000円!!60000円!!!

もうこれ、地方じゃアパートやワンルームマンションの家賃じゃないですか。

これで車を持つのは至難の業です。

でもやっぱり車があると便利ですよね。

最近は従来のレンタカーのほかにも、カーシェアリングが広がってきました。

カーシェアリングは本来、レンタカー業者や駐車場業者が主体となり、一台の車を複数のオーナーで共同所有する、という形態です。

例えばこういったことです。

通勤に使うために車を所有しているが、朝8時に家の駐車場を出て30分車を走らせる。

8時30分から仕事の終わる17時までは会社の駐車場に車を置き、帰り道も家まで30分。

翌朝8時までは自宅の駐車場に停めたまま。

24時間のうち、実際には1時間しか車を使っていない。

そこで車を共同所有し、残りの23時間をほかの人に使ってもらおう。

カーシェアは、事前にネットで会員になっておき、毎月の会員料を支払います。

その上で利用時間の分だけ使用料を払う、というものです。

使用料金は15分、30分単位で決められており、レンタカーよも短時間の使用もできるので、日常の利用では割安です。

ネットで調べてみたところ、15分、200円というサービスがありました。

でも、利用時間が長くなると、レンタカーのほうが割安なことも多いようです。

メリットとしては、対面での手続きがなく、スマホやPCだけで完結するものが多いです。利用料金の中にガソリン代なども含まれているため、設定されている料金以外に費用はかかりません。

デメリットとしては、対面での手続きがない分、いざというときの対処に困ることがあります。細かな車の操作がわからない、給油口のフタが空かない、など、走り出す前に確認しておきたいことは聞けません。

また、乗り始めた場所に戻さなければなりません。

狭い駐車場に停めてあった場合、同じ位置に戻すのに、かなりの時間がかかる場合もあります。

それに対してレンタカーは、走り出す前に細かな情報を確認できる、目的地まで走って行って、車を置いてこられるなどのメリットがあります。そこまでシビアな駐車技術を求められることもありません。

デメリットとしては、店舗まで行かなくてはいけない、店舗が空いている時間内に車を返却する、その際ガソリンを満タンにしておく必要がある、ということがあります。

カーシェアは、店舗に人がいらない、コインパーキングの空きスペースに車を置けば営業できる、ということで、急速に広がりました。

コロナで、人と接触しなくても車が借りられる、ということも後押しになったと思います。

今後も都市部では、カーシェアがますます広がっていくでしょう。

カーシェアとレンタカー、みなさんの用途に合わせて利用してみてください。

そして、たまに車に乗る、自分だけの車では無いからこそ、慎重な運転とたしかな技量が求められます。

事故は起こしてからでは遅いのです。

ペーパードライバー講習は、転ばぬ先の杖。

しっかり練習して、楽しいカーライフを送ってください。

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