全部わかりますか?ペーパードライバーのための道路標識 1

道路標識

https://youtu.be/gDIYs7Fwo8g

教習所の時には習ったような、細かくまで習わなかったような。。。

 そう、車じゃなくても道を走れば必ず見るアレ、道路標識です。

みなさんは全部わかりますか? これは交通標識の一覧です。

まだ細かい標識はたくさんありますが、こんな感じです。

 おおまかに言うと、

周りが赤色は「ダメ」なことが描いてある標識。 

黄色いのは「注意してね」という標識。

 青色は「描いてあるようにしてね」という標識。

色使いは信号と同じですね。

 でも、細かく見ると違いがあります。わかりますか?

赤と白の標識

 これは通行止め。人も自転車も車も入ってはいけません。

これは車両通行止め。車、バイク、自転車も車両なので入ってはダメです。

これは車両進入禁止。一方通行の出口にあります。

 赤・青・白の標識

つぎにこの標識。

「赤いふちどりナナメ線」に「クルマ」のマーク。 そう、「クルマ」だけが「進入禁止」のマークです。 なので、バイクや自転車は行って良いです。

 バリエーションとして、このクルマの絵柄が、トラックになったりバイクになったりします。

赤・青の標識 

続いて、赤と青の組み合わさってる標識。

これは「駐停車禁止」、

次は「駐車禁止」です。

 「駐停車禁止」は、「走ってもいいけど止まっちゃダメよ」という意味です。

 「駐車禁止」は、駐車ができないけど、5分以内の荷物の積み下ろし・人の乗車のための停止・運転者がすぐ運転できる状態等の停止は可能、という意味。

 そんなに覚える必要はなく、大体は見ればわかりますよね。

 ちなみにナナメ線は、左上から右下に描かれています。「\」と「〇」で、「NO」を表していると言われます。マメ知識。 

青と白の標識

 これは青いので、「左折とまっすぐだけ進行して」という標識です。右折はできません。わかりやすいですね。

あまり見ませんが、こんなのもあります。

 これは、「前に描いてあった規制は、ここで終了」という意味です。

上下は同じ意味の標識です。

 

文字で「区域ここまで」と書いてあるところのほうが多いと思いますが、こんな標識です。

右を向いた矢印だと、「区間ここから」の意味です。

黄色と黒の標識

黄色と黒は、道路にまつわるいろいろな注意が書いてあります。

左列から「十字路があります」「丁字路です」「子供が通ります」「信号あります」「ふらつき注意」「車線や道幅が狭くなります」などです。

細かいですが「T字路」ではなく、正しくは漢字で「丁字路(ていじろ)」と書きます。Tシャツ、Yシャツがあるのでごっちゃになりやすいですね。ちなみにワイシャツとYは関係ありません。ホワイシャツを外人が発音したときに、ワイシャツと聞こえたのが始まりです。アメリカンから来た粉がメリケン粉、ソーイングマシーンがミシンになったのと同じです。豆知識。

 

 こんな標識はわかりますか?

狭山丘陵・多摩湖の南側にある住宅地。かなり急こう配の標識です。

 「37%」ってわかりづらいですよね。 

これは角度ではなく、「100メートル行くと37メートル下がりますよ」という意味です。

 もちろん逆向きもあるので、37メートル上りもありますよね。

 37メートルですよ!

「100メートル進むうちに10階建てのビルを登っちゃう」ということです。

どれだけ急なんでしょうか。

スキーのジャンプ台くらい?

おまけ

以下はその急坂の写真です。

住宅地の細い道です。横のブロック塀の角度を見ると、坂がいかに急なのがわかります。

車は通れませんが、自転車マークに止まれの文字が。自転車に乗ったままなら、確実に頭から突っ込みます。止まれません。

ここは車も走れます。「急こう配注意」の看板が目に入りますが、ブレーキ踏みっぱなしですよね。

 

こんど機会があったら、実際に行って確かめたいと思います。