ペーパードライバーのための道路標識 2
一時停止
ペーパードライバーも絶対に覚えていなければならない標識。「一時停止」です。
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教習所では習ったし、当然見たこともあるはずです。
一時停止は違反は、スピード違反に次いで多い違反です。
道路交通法 第四十三条
(指定場所における一時停止)
車両等は、交通整理が行なわれていない交差点又はその手前の直近において、道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前(道路標識等による停止線が設けられていない場合にあっては、交差点の直前)で一時停止しなければならない。この場合において、当該車両等は、第三十六条第二項の規定に該当する場合のほか、交差道路を通行する車両等の進行妨害をしてはならない。
と、書いてあります。
ゆっくり減速しただけではダメ。
タイヤを完全に止め、左右の安全を確認しなければなりません。タイヤが止まり、「ガッコン」と車が跳ね返る感じです。
そこまでして、本来の「停止」となります。
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こういった住宅地では、一時停止を面倒がる車もいます。
しかしながら、こういった住宅地ほど、自転車は飛び出してきます。
細かく何回も一時停止があると、確認をおろそかにする車もいますが、事故を起こしてからでは遅いです。必ず停止してください。
でも、上の写真のように左側が塀だったり、明らかに見通しの悪い交差点では、ほとんどの車は一時停止を行います。
下の写真を見てください。
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左右に建物や塀も無く、歩道も広い見通しの良い交差点です。
こういった交差点で違反をしてしまいがちになります。
写真を拡大します。
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赤いマルで囲んだ場所に信号があります。
こういった交差点がくせ者なのですが、写真の左右から来る道と、進行方向まっすぐの歩行者にだけ信号が付いています。
正面へ走ってきた車は、「左右の信号が赤、進行方向の歩行者信号は青!」と見て、一時停止をしないで進んでしまうのです。
ここは警察もよく待っている場所です。
わかりにくいですが、こういった場所は気を付けたいですね。
ちなみに、一時停止違反での普通自動車の違反金は7000円(踏切だと9000円)です。家族で外食できちゃいますよね。。。
ペーパードライバーであっても「知らなかった」では済まされない交通ルール。
ことある毎に、きちんと確認しておきましょう。